優勝戦は地元の守田俊介(43=滋賀)が、イン逃げで快勝。今年5回目、G1は4回目、地元周年は61回大会以来2度目の制覇となった。2は岡村慶太(30=福岡)、3着は長田頼宗(33=東京)。

地元での強さを見せつける貫禄のVだった。インからコンマ13の踏み込みから1Mあっさり先マイを果たすと、バック早々と独走態勢を築いた。「運が良かったです。前検から優出できると思っていました」とにっこり。ゴールした瞬間にはガッツポーズまで飛び出した。「いっぱい見てくれる人もいたので、思わず出ちゃいました。優勝は4、5年に1回かもしれないけど、地元ではいつも精いっぱい走りたいと思います」。表彰式に多く詰めかけた、熱狂的な俊介ファンへさらなる活躍を誓った。