佐伯智恵(19=香川)は114期のルーキーながら、位置取り巧者だ。予1・6Rも勝負どころで小林莉子の後位を確保した。

その小林は逃げる林真奈美の番手に入って1着ゴール。3番手になった佐伯も2センターから早めに踏み込んだが及ばず、回った位置通りの3着に終わった。

「自分でも早めに仕掛けたつもりですけど、出ませんでした。タテ足が課題です」と佐伯。その分、強気な位置取りがセールスポイントだ。

決勝も莉子、彩乃の両小林と狙う位置が重なりそうだが「積極的な位置取りをします」と一歩も引かない構えだ。