今年の前半は腰痛で苦しんだ梅川風子(27=東京)。欠場を挟んで約1カ月半ぶりだった6月の大宮で決勝2着と本格化すると、今期は確定板を外したのが8月京王閣決勝のみ(4着)で、驚異の3連対率95%オーバー。前半の出遅れがなければ、確実に賞金ランキングのトップ5にいたはず。ただ『ガールズグランプリ』出場を狙える10位前後にいても「まだ今は種をまいている時期」とまるで欲がない。

予2・7Rでは、「前半のレースで初日よりも男子のタイムが上がっていたので、まくりが決まると思った」と、バンクコンディションを完全に掌握。高い潜在能力と、確かな『読み』があれば、近い将来きっと大輪の花を咲かせる選手だ。