佐藤摩弥(26=川口)が12Rで行われた優勝戦で接戦をものにし、益春菜に並び女子最多となる、4回目の優勝を飾った。

優勝戦は永井大介、中村雅人のグランドスラマー2人がそろう豪華メンバー。佐藤は抜群のスタートを決めて2番手につけると、3周4角で逃げる穴見和正をまくって先頭に。その後は執拗(しつよう)に追いすがる藤岡一樹、若井友和を振り切った。

佐藤は「豪華なメンバーだったので、その中で勝てたことは本当にうれしいです。今節換えたクランクが抜群に良く、穴見選手をまくることができました。その後は思い切り走りました」と振り返った。そして「久々の優勝で最高の気持ちです。次のSG日本選手権(川口、31日初日)でも、いいスタートを切って、いいレースを見せられるように頑張ります」と今後の抱負を語った。