負傷の影響を感じさせない、力感あふれる優勝だった。単騎となった賞金ランク4位の村上義弘(44=京都)が単騎まくりを決めて、17年7月小松島以来、4日制G3は通算30度目の優勝となった。

会心のレース運びに、ゴール後は何度もガッツポーズを繰り返した。

「皆さんの声援の後押しで頑張ることができました。ここまでラインに助けられて勝ち上がったし、決勝は力を出し惜しみすることなく走ろうと思っていました。単騎でしたが、前からチャンスを逃さずにいこうと。最後は無我夢中で一瞬の隙を突きました。今年はGPに出場できると思うので、その舞台でしっかりと力を出し切りたい」と話した。

2着は諸橋愛(41=新潟)、3着は成清貴之(44=千葉)。払戻金は2車単(2)-(3)で1630円、3連単は(2)(3)(5)で1万270円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)