予1・11Rで児玉碧衣(23=福岡)がガールズ7人目となる通算200勝を達成した。

鐘3角から仕掛けた寺井えりかをすぐさまホームでたたくと、最後は後続を7車身も引き離す圧勝劇。いかにも児玉らしい勝ち方だった。

「負けられないプレッシャーでけっこう緊張しました。200勝はあまり実感がない。奥井迪さんがもうすぐ300勝に届きそうだし、追いつけるように頑張ります」。

8月オールスターのドリームレースから続く連勝は「11」に伸びた。11月には地元の小倉でガールズグランプリ・トライアル、12月にはガールズグランプリとビッグレースが続く。

「ドリームレースを勝てたことで気持ちも乗った。このまま無敗で年末まで駆け抜けたい」。200勝はあくまでも通過点。見ているものは、『新女王』の称号のみだ。

現在、ガールズケイリンの200勝達成者は加瀬加奈子、山原さくら、石井寛子、梶田舞、荒牧聖未で最多勝は奥井迪の289勝になる。