カウントダウン連載「ROAD TO ダービー」の第3回は、愛知県蒲郡ボートを紹介する。ナイター場だけに昼と夜の気温差が調整に大きな影響を与える。今回は現勝率7・53とキャリアハイの数字を残してダービーに初出場の岩瀬裕亮に水面解説をお願いした。

-蒲郡と他のレース場の違いを教えてください

岩瀬裕亮 昼間のレースと夜のレースの気温差が結構あるので、その分の調整が必要ですね。夏場だとそこまで気にしないですけど、秋だと日が落ちると急に気温が下がります。その辺の調整は難しいと思います。蒲郡は機力差がかなりあるので、しっかり合わせないといけないです。

-水面の特徴は?

岩瀬 1Mのバックは広いので、思い切ったレースができます。ダッシュは全然利かないということはないですけど、やっぱり外枠は少し不利かなとは思います。アウトからは(センターで)攻める人がいて、そこの間隙(かんげき)を突くっていうイメージです。

-10月の風向きは

岩瀬 後半レースになると北風(スタートラインに対して追い風)が入ってくるので、スタートが早くなりますね。昼間は横風が入ってくるので、昼の方がスタートは難しいです。

-ピットから2Mまで126メートルと長いです

岩瀬 ピット離れが少し劣勢だと、やられるので気は使いますね。逆に外枠のときはピット離れ仕様にして、一発を狙うときもありますよ。

【古村亮】

※明日は注目選手