伏兵なんて言わせない。ガールズドリームトーナメントの前回覇者・細田愛未(23=埼玉)が、今大会も輝きを放っている。

初日に急上昇中の佐藤水菜を中団から先にまくって撃破。予2・6Rは、加藤恵の番手を巧みに奪い、2角まくりで快勝。2日間の動きはキレキレだ。

「展開も向いているけど、いい位置を取っても、2角から仕掛けられたのは体が動いている証拠ですね」。先月からウエートを2キロ絞った効果はてきめんだった。

昨年11月の前回大会(松戸)決勝では、児玉碧衣や高木真備を破っている。「今年は今年。レベルも上がっているし、強気なことは言いません。全力でぶつかります」。大会のラッキーガールを侮ったら痛い目に遭う。