西山貴浩(31=福岡)が、頭脳プレー、勝負勘の差で勝利をたぐり寄せた。
S展示は枠なりの3カドを選択したが、本番は4コースへ。「内堀が進入で粘っていたので、それならと」西山をスローに押し込み、4カドにしたい内堀の思惑を逆手に取った。
結果的に内堀3カド、そのマーク位置を西山が手に入れた。その後にグイグイ伸びる内堀がまくり、思惑通りの展開を逃さなかった。
「展示からこの足じゃ無理と思った。勝つならあれしかないと思っていた。出足だけは付けていた」と今年7回目の優勝にしてやったり。
明日22日はもう蒲郡ダービーの前検日。プレゼンターを務めた加藤峻二さんに「今日は悪さはせず、ダービーを頑張って」とエールを送られた。