カウントダウン連載「ROAD TO ダービー」の最終回は、なるほどデータ集。ナイターSG最多優勝記録を持つ毒島誠が、史上3人目となるSG3連続優勝を狙う。舞台となる蒲郡の実績は赤岩善生が他を圧倒する。走り慣れた水面で地元SG優勝を狙う。

(1)大会相性 ダービー最多優勝は今村豊と瓜生正義の3回。今大会で今村か瓜生が優勝なら通算4回目の優勝となり、同一SGの優勝回数としてはオールスター6Vの野中和夫(引退)に次いで、オーシャン4Vの松井繁と並ぶ歴代2位タイの記録となる。

(2)出場記録 今村はダービー29回目の出場で歴代最多。連続出場記録は18年連続で、加藤峻二(引退)の19年連続に次いで2位となる。また、ダービー初出場は馬場貴也、西山貴浩ら9人。その中で中谷朋子、星栄爾、松崎祐太郎の3人はSG初出場となる。

(3)SG連続V 毒島誠は7月オーシャンC、8月メモリアルとSG2大会連続優勝中。3大会連続となれば野中和夫(引退)、西島義則に次いで史上3人目の記録。また、毒島のSG優勝4回はすべてナイター開催によるもので、ナイターSG最多優勝記録を持つ。

(4)蒲郡通算成績 赤岩善生が優勝回数23回、優出回数48回、1着回数336勝と今大会出場選手の中で1位。さらに通算複勝率64・94%、通算3連対率79・04%で1位に君臨。唯一、通算勝率だけは今村が8・12でトップに立つ。赤岩は7・88で5位だ。【古村亮】(おわり)