右足の肉離れを押して出場している島川将貴。しっかりと患部をテーピングで固めて臨んだ予選10Rは、残り2周から逃げ切った。

「低速のローラーでゆっくり時間をかけてアップした。レースではアドレナリンが出て痛みを感じなかった」。7Rでは肋骨(ろっこつ)骨折から復帰した室井竜二が奮闘。何度もケガから立ち直る小倉竜二や阿竹智史も身近で見てきた。これぐらいの痛みで泣き言はいっていられない。準決11Rも先行一本で戦う。