来期(19年1月~)に初めてS級昇格する皿屋豊(35=三重)が底力を見せている。

予選7Rは番手の重一徳に微差まで迫られたが、何とか押し切った。「今はS級へパワーアップが課題。練習の量を1・5倍にして初日は疲れが残っているが、2日目から体が軽くなるはず。準決はもっといいレースができる」と話した。S級レーサーとして面目を保つ他に、3場所ぶりの決勝進出へ意気込む理由がある。「最終日に、以前いたロードレースチームの仲間が応援に来てくれる。レース後はその忘年会があって、胸を張って出たい」。準決10Rは積極策で森山智徳のまくりを封じてみせる。