初のS級1班を視界に入れた中島将尊(24=群馬)が奮闘している。

今期は既に3度の決勝進出で、競走得点が103点近くまでアップ。予選7Rは中団外並走からまくり上げて2着に入り「今回と次の佐世保G3で頑張れば、1班に行ける可能性がある。狙いたい」と話した。他にも発奮材料がある。練習仲間には、A級2班に特昇してすぐ12月宇都宮で完全Vを果たした小林泰正がいる。「泰正と同い年だけど、デビューはこっちが4年も先。追いつかれたくないし必死」。準決9Rは山賀雅仁や高久保雄介が相手で楽な戦いではないが、ひるまずにダッシュする。