市川哲也(50=広島)が2Mの逆転劇で今年4回目の優勝を飾った。

レースは3カドから藤原啓史朗が仕掛け、市川はインで受け止めたものの、角谷健吾、浜本優一が差してバックへ。2Mは角谷が先に回ったところを市川が角度良く差して決着をつけた。

「スタートは全速で持ったと思ったのに、藤原選手が出てきた。2Mは、もうあれしか考えてなかった」。百戦錬磨のさばきで優勝を引き寄せた。これで通算95回目のV。「なんとか100までは頑張りたいね」と、さわやかな笑顔を見せた。