A級準決5Rは宮越孝治(39=富山)が尾形鉄馬の先行を最終2角からひとまくり。岡崎祥伍-工藤考生が続いてラインで上位を独占した。

本来、追い込みの宮越だが、今は差しよりもまくりの決まり手の方が多く、立派な自力型だ。「詰まってから仕掛けた。打鐘4角から踏み上げた方がもっと楽だったかも知れませんね」と、レース後コメントも先行選手のそれ。決勝は宮越を先頭に中部4車が結束する。「1周くらいなら駆けてもいいですよ」と、小細工なしの自力勝負を宣言した。