森且行の落車レースをCS放送で実況していた吉原完アナウンサーは、当時の状況をこう振り返った。

 

前を走る選手が(1周2角で)バランスを崩した後方に、たまたま森選手がいたのが不運でした。

事故の時、森選手は車と一緒にスピードが落ちず、フェンスに突っ込みました。実況をしていながら落車後の様子を見ると、横たわって動いていなかったので、心配になりました。レース後は担架で運ばれて、ちょっと深刻かなと…。次のレース(12R優勝戦)までの間に救急車が来たので、これは無傷ではないなと思いました。

森選手はSG(日本選手権)を取ってからハンデが重くなってレースのスタート位置も厳しくなり、走り方などに変化が出てきました。そんな直後の事故だけに残念ですね。今は、けがの治療に専念してほしいです。(フリーアナウンサー)