ディープインパクト初の海外レース・凱旋門賞特集
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世界一高貴で華麗な競馬場「ロンシャン」
<蔵内哲爾の凱旋門賞アラカルト(3)>
ロンシャン競馬場は、フランス革命前の1776年。ルイ16世の時代、王侯貴族のためのレースが始まったといわれる。一般ファンが対象の競馬となったのは1857年。当時は圧倒的に英国競馬のレベルが高く、国際レースとして生まれたパリ大賞典も英国馬の天下だった。そのフランス人を歓喜させたのが1865年、英ダービー史に初めてフランス馬として国名を刻んだグラディアトゥール。地元に戻ってのパリ大賞典も制してファンの興奮は止まらなかったと聞く。
ロンシャン競馬場の正門を通るとまず最初に出迎えてくれるのはそのグラディアトゥール号の像。広いスペースの芝の中、悠然とたたずむ姿はパリジャンの誇りだ。フランスに限らず欧州の競馬場では場内の至るところにバー、レストランがあるがロンシャンでは各スポットに名馬の名前がつけられている。シーバード、リボー…。オールドファンには懐かしい名馬たちの名を見つけることができる。ただ、当然のことながら各施設とも割高料金は覚悟しなければならない。
また、ロンシャンならではの光景は凱旋門賞当日に行われる帽子コンテストだ。着飾ったレディーたちが自慢の帽子で優美さを競い合う姿は、日本とは決定的に違う文化を感じざるを得ない。
この世界一高貴で、華やかなロンシャン競馬場は通常の入場料金は3~4ユーロ(約430円~580円)だが、凱旋門賞当日は倍の8ユーロ(約1160円)、指定席は60ユーロ(約8700円)と跳ね上がる。座席はプラスチックの席があるだけで雨ざらし状態。それでも現地の業者を通じないと今からの入手は難しい。
[2006年9月29日9時59分]
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