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ディープインパクト初の海外レース・凱旋門賞特集

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インパクト順調、日本と何も変わらない

<記者の目>

 ディープインパクトは日本にいる時と何ひとつ変わらない走りを見せた。欧州特有の重い馬場がどうかと心配したが、まったくの杞憂(きゆう)に終わった。この日は「やや良」。重馬場だった宝塚記念の時は「飛ぶ」走りを封印。ピッチ走法で後続を突き放したが、この日は体全体を大きく使った本来の伸びのあるフットワーク。すっかり環境に慣れていると感じた。馬場に入る時に尻っぱねしたのも、栗東滞在時と同じ走りたい気持ちの表れ。エキサイトしているわけではなく、適度な気合乗り。心身とも「日常」に近い。

 ポイントとなるフォルスストレート(4コーナー手前の直線)でも掛かることはなく、折り合いもきっちりついていた。武豊騎手が期待と不安について聞かれ「期待が100%。不安は騎手だけ」とジョークで切り返したのをみても、順調な調整ぶりがうかがえる。もちろんレースだけに何が起こるかは分からない。過去、欧州馬以外が勝ってないように、人気を集める日本の最強馬へのマークは厳しくなる。それでも100%の状態で走ることができれば、勝つ可能性は十分あるはずだ。【高橋悟史】

[2006年9月14日10時13分 紙面から]

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