ディープインパクト初の海外レース・凱旋門賞特集
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NHKも動いた生中継/世界一への助走
<ディープインパクト 世界一への助走(12)>
ディープインパクトはNHKも動かした! 凱旋門賞当日の10月1日、NHK総合テレビが24時2分~25時まで史上初の生中継を行う。報道局スポーツ報道センターのチーフ・プロデューサー木下千里氏(49)は「なるべくVTRでつぶさず、生を大切にする。常にディープを映すことを心がけたい」とその意気込みを語った。
インパクトがターフを駆け抜け、タイトルを重ねるたび「この人気は単なる3冠ホースではないと思った。ディープ、豊は競馬ファン以外からも興味をもたれていると感じた」と同氏。具体的なプランが練られたのは、宝塚記念から凱旋門賞へ向かうことが決定した5月末ごろだった。99年にエルコンドルパサー(2着)が挑戦した際、衛星放送では生中継したが総合テレビでの「生」は前代未聞。時間枠の調整などクリアしなければいけない壁はたくさんあったが、「案件をあげた段階で、部内での反応はすごく良かった」。あらためてインパクトの知名度を再認識したという。
NHKの「チーム・ディープ」は、現地のプロダクションのスタッフも含め10数名。27日にフランスに到着し準備を進めている。当日のロンシャン競馬場には「ディープカメラ」4台を配置。パドック、本馬場、検量室と、最初から最後まで、1秒たりともインパクトの姿を逃さないよう策が練られている。また、パドック内では、レース直前の池江泰郎師のインタビューも予定されている。
NHK衛星第1では、午後11時30分から午前0時まで事前特番を行い、凱旋門賞に2度騎乗している蛯名正義騎手がスタジオでゲスト出演する。現地では岡部幸雄元騎手らがスタンバイ。特番ではレースの見所などが紹介されるが、総合テレビで生中継に入ってからは、企画ものなどを挟まずライブで映像を流し続ける。「ディープを見せることが絶対だから」と同氏。歴史的瞬間まであと1日だ。
[2006年9月30日10時37分 紙面から]
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