上昇度1番ヒラボクで勝つ/ダービー

- 坂路で追い切られたヒラボクロイヤル
<ダービー:追い切り>
偉大なる兄に追い付け! 競馬の祭典・ダービーの枠順が24日、発表された。ヒラボクロイヤル(牡3、栗東・大久保龍)で悲願のVを狙う武幸四郎騎手(28)は、レース最多の4勝を誇る兄豊騎手に続けば、史上初の兄弟制覇を成し遂げる。過去の最高成績は04年の5着。今回はトライアルの青葉賞を制して勢いに乗っているだけに、快挙達成のチャンスは十分だ。
ヒラボクロイヤルの最終追い切りは栗東の坂路で行われた。先行させたエルベレス(3歳未勝利)の直後につける形で折り合いに専念し、ラスト2ハロンで外に出されるとじわりと加速。滞空時間の長い大きなフットワークを見せた。
時計は4ハロン54秒0、ラスト12秒5と、決して派手ではなかった。ただ、角馬場からCウッドコースをキャンターしてから追い切られたため、走行距離は長い。速い時計を出すよりも、じっくりと走ることが重視された。藤田助手は「青葉賞からの上積みはある。あとは幸四郎に託すだけ」と好仕上がりに笑顔を見せた。
ヒラボクロイヤルは練習用の障害を跳ぶことで力を付けてきた。障害練習は腰やトモ(後ろ脚)の筋力が強化される。疲れがたまるリスクはあるが、同馬にとってはプラスに出た。藤田助手は「準備運動程度だけど、全身の筋肉を使うようになる」と説明。1歩ずつ着実に、頂点に近づきつつある。
[2007年5月25日8時17分 紙面から]
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