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ジャーニー底力見せつける/ダービー

決め手の鋭さは世代トップ級のドリームジャーニー
決め手の鋭さは世代トップ級のドリームジャーニー

<藤代信也の切り札登場>

 ドリームジャーニーが底力を見せつける。最優秀2歳牡馬はダービーで通算6勝をマーク。グレード制が導入された84年以降は14戦4勝、勝率2割8分5厘と好成績だ。ナリタブライアン(94年)を最後に白星がなく6連敗中だが、そろそろ反撃があってもいい。

 過去の3勝は、いずれもマイル以下で挙げたもの。2400メートルは、いかにも長い。ただ、同様の実績しかなかったメリーナイス(86年最優秀2歳牡馬、87年ダービー馬)の例もある。この距離なら、レース運びで失敗しなければ能力で十分カバーできるといえよう。

 しかも、2000メートルの前2走を見る限り、致命的な距離の壁があるとは思えない。いずれも道中は後方に待機し、きっちり折り合っていた。弥生賞は4角で不利を受けながら鋭く伸び、アドマイヤオーラと0秒3差の3着。皐月賞は典型的な前残りだったから、ヴィクトリーの8着とはいえ0秒6差なら上出来だ。

 追い込み一辺倒で展開に注文がつくが、これも心配無用。ハイペースは考えにくいメンバーでも、ヴィクトリーやサンツェッペリンに皐月賞の再現をさせまいと、各馬の仕掛けは早まるだろう。人気のフサイチホウオーも、オークスのベッラレイアのように足元をすくわれる可能性大。必然的に後方集団の末脚が引き出され、決め手の鋭さなら世代随一のドリームジャーニーに出番が回ってくる。

 あん上の蛯名騎手は今回が15回目のダービー挑戦。悲願のVへ向け、こん身のムチを振るうに違いない。

[2007年5月27日8時20分 紙面から]

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