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第54回 国土交通省大臣旗争奪 競艇 全日本選手権特集


魚谷3着、SG3連覇ならず/競艇

<競艇:全日本選手権優勝戦>◇8日=平和島競艇◇SG◇優勝賞金4000万円

 SG3連覇を狙った魚谷智之はまくり差しが及ばず3着。史上3人目の偉業は、あと1歩及ばなかった。

 魚谷のSG3連覇は成らなかった。注目の優勝戦は枠なりの3コース。トップSは高橋のコンマ11に譲ったものの12は2番目。決して悪いスタートではない。1Mはまくり差しに出た。だが、初動でやや振り込み気味。懸命のターンだったが、田中の横までがいっぱいだった。田中を猛追したがゴールは3着。「いいスタートが行けた。自分なりのレースができたと思う」。偉業を逸した無念さは見られず、表情は意外にサバサバしていた。

 素性のいいエンジンではなかった。しかし、魚谷はきっちり上位級の足に仕上げた。道中で田中に迫った戦いぶりはファンの目をくぎ付けにした。プロペラの制作と調整、テクニックとスピード、レースでの集中力。すべての面でトップ級。今もっとも強い男であることに変わりはない。「また、頑張ります」。11月の競艇王CC、暮れの賞金王決定戦、魚谷の主役の座は動かない。

[2007年10月9日10時43分 紙面から]




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