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第54回 国土交通省大臣旗争奪 競艇 全日本選手権特集


注目選手

井口佳典(30=三重)
銀河系最強へ背水ダッシュ!

同期生から「キャップ」と呼ばれる井口
同期生から「キャップ」と呼ばれる井口

 有能な集団には必ずいい指揮官(リーダー)がいる。競艇界の若きエリート集団、85期銀河系軍団を統率しているのが井口佳典だ。選手養成所時代、教官が小隊長に指名したのが始まりだが、井口はこの起用に見事に応えた。人一倍の負けん気が、強いリーダーに育てたようだ。同期生たちは信頼を込めて「キャップ」と呼んでいる。

 三重県立松阪工業高校時代は自転車競技部に所属。競輪選手を目指していたが、体が小さいからと断念。体格が合う競艇選手の道を選んだ。今回のダービーでSG3連覇を狙う魚谷智之も競輪が大好きだった。競輪志望から競艇へという選手は意外に多い。

 G1初優勝は06年3月の住之江周年。今年の6月には地元・津の周年を制した。直前の江戸川周年で同期の湯川浩司がV。それに刺激されてのものだった。当然、今後の目標はSG優勝。「キャップ」としては田村隆信、湯川浩司に負けるわけにはいかない。平和島ダービーは正念場になる。

◆井口佳典(いぐち・よしのり)

1977年(昭和52年)8月22日、三重県生まれ。99年11月デビュー。今年6月の地元津周年を優勝。SGタイトルはまだない。今年の獲得賞金は5882万円。妻真弓さん(24)も競艇選手。166センチ、55キロ。血液型A。



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