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優勝23回の浜崎太選手、母と無理心中か
17日午前9時ごろ、福岡県久留米市東合川町の競輪選手、浜崎太さん(42)方で、浜崎さんと母登功江(とくえ)さん(67)が、室内の別々の場所で死亡しているのが発見された。登功江さんには刃物で刺されたあとがあり、浜崎さんのそばには練炭が残っていた。久留米署は浜崎さんが無理心中を図ったとみている。浜崎さんは日本競輪学校を60期トップで卒業し、06年には通算300勝を達成。最近は目立った活躍はなかった。
調べによると、この日朝、浜崎さんの妻(43)が1階和室で登功江さんが血を流して倒れているのを見つけ、119番通報した。救急隊員が室内を調べたところ、風呂場で死亡している浜崎さんも発見した。
登功江さんには刃物で刺されたあとがあり、あおむけに倒れていた。浜崎さんに外傷は確認されなかったが、遺体のそばに血が付いた包丁が落ちており、使われた形跡がある練炭も見つかったという。これらの状況から久留米署は、浜崎さんが登功江さんと無理心中を図った可能性があるとみて、状況を調べている。
浜崎さん宅は3階建て。1階に登功江さん、2階に浜崎さん夫婦、3階には別の親族が住んでいた。浜崎さんの妻は、夫の姿が見えないことを不審に思って1階に降りた際、登功江さんの遺体を発見した。
日本自転車振興会などによると、浜崎さんは日本競輪学校の60期生で、同校を同期トップの成績で卒業、将来を期待された人材だった。87年9月6日にプロデビュー、翌日にはB級で初勝利を挙げた。トップクラスのS級に在籍したこともあり、06年2月4日には通算300勝を達成。通算23回の優勝記録も持つが、最近はあまり目立った活躍はなかったという。
現在は沖縄が拠点で、A級3班に所属。今月10日から12日まで熊本競輪場のレースに出場したばかりで、来月14日からのレース出場も決まっていた。関係者によると、物静かな性格だったという。
久留米署では、18日に司法解剖を行い詳しい死因を調べるとともに、2人が死亡した背景なども調べる方針だ。
[2008年1月18日9時0分 紙面から]
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