<第17回>岡部が高橋貢ねじ伏せ優勝
<2003年1月28日付紙面>
岡部聡(37=山陽)が2個目のSGをゲット。川口オートの「スーパースターフェスタ2003」最終日の27日、優勝賞金2100万円をかけて一発勝負の「第17回スーパースター王座決定戦」が最終12Rで行われた。いずれも雨巧者同士のデッドヒートの末、岡部が高橋貢をねじ伏せた。また、11Rの「トップスターカップ」決勝は、地元の福田茂(52)がトップスタートで逃げ切り、賞金600万円を獲得した。
10周戦のうち、1周すると早くも高橋、岡部の並びになっていた。追撃に入った岡部は、3周目の1コーナーで高橋をとらえ、後続を離したマッチレースとなった。内に岡部、外に高橋。直線で高橋が出ると、コーナーの立ち上がりで岡部がリードと、激しいバトルに場内が沸いた。結局、残り2周の2コーナーで高橋のタイヤが滑り、岡部が先頭でゴールを駆け抜けた。全国ランキングの前期1位岡部と後期1位高橋の攻防は、初代にがい歌が上がったわけだ。
岡部は「ミスをした方が負けると思い、残り3周でのどが渇いた。貢君に差され気味だったので、コースを少し大きくし彼の立ち上がりのコースを走った。直前の地元からいいリズムだったし、前検日の段階で大きな整備は必要なかった。計算通りに4番手で出られた」と勝因を語った。昨年10月のオートレースグランプリに次いで2つ目のビッグタイトル。「1個目はやっと取ってホッとした。今度はうれしい、やったな、という感じ。こうなると、もっとと欲が出ますね」とも言う。
それにしても雨にはめっぽう強い。池田、伊藤、浜野らの強豪が雨に散った。岡部は雨走路の走法を「練習、タイヤの選定、エンジン、コース、それに精神です。これらの条件が重ならないと」とレクチャーした。【宮内孝市】
◆岡部聡(おかべ・さとし) 1965年(昭和40年)4月7日、福岡県生まれ。85年6月に19期生として登録。山陽地区所属。02年施行された全国総合ランキング制の初代1位で前期は「NO1・ヘルメット」を着用して出場。同年10月の伊勢崎「オートレースグランプリ」で15回目のSG挑戦で初優勝。171センチ、62キロ。血液型O。