脇本が記念初V、番手から抜け出す/競輪

- 豊橋競輪開設記念で優勝し、ファンと握手する脇本雄太(共同)
<豊橋競輪:ちぎり賞争奪戦>◇最終日◇1日◇G3
脇本雄太(21=福井)が直線一気に差し切り、うれしい記念初Vだ。豊橋G3決勝は地元優勝を狙った深谷知広の番手にはまった脇本が抜け出し、G3初優勝を飾った。先月、G1初出場となる寛仁親王牌で決勝まで進んだ脇本は前走の岐阜F1でS級初優勝、そして今回の記念制覇と勢いは止まらない。
「絶対先行」と誓ったレース内容とは違った。打鐘過ぎに先行態勢に入った脇本雄太だったが、HSから強引に仕掛けた深谷知広にたたかれてしまった。
両者の初対戦となった今年2月玉野F1決勝も同様の展開になり、脇本は抵抗する間もなく深谷のS級初Vを見届けている。そして今回。脇本は「玉野と同じ展開に持ち込んで、あのときよりも脚力も付いているし今度は出させない」と自信を持って臨んだはずだった。しかし、またもや深谷に先行を許し、結局、4コーナーからの追い込み勝ち。「うれしさも8割減」と記念初Vにも、脇本は悔しささえにじませる。先行しかなかった決まり手に「先行選手としては屈辱的」(脇本)な「差し」の決まり手が加わったことが理由だ。
G1決勝を経験し、記念も制覇。一流選手への歩みは順調だろう。9月にはG1平オールスターへの出場も決まっている。「平では(優勝を)取ります」と表彰式でファンに言い切った。
[2010年8月2日19時20分 紙面から]
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