レース展望
湯川、驚異のスーパースター
快速王子・湯川浩司の時代が到来した。6月29日、芦屋・グランドチャンピオン決定戦の優勝戦。自力でポールポジションの1号艇を獲得。インから先マイも王者・松井繁の差しが入った。だが、2M、鮮やかな逆転差しを決め、史上初のグラチャン連覇を達成した。エンジンパワーを引き出す能力(高性能のプロペラ)、勝負強さ、そして、運を呼び込む力は、驚異的。85期銀河系軍団の核弾頭というより、競艇界のスーパースターといったほうがふさわしい。
浜野谷、笹川賞のリベンジ!
浜野谷憲吾は地元のエース。5月、平和島で行われた笹川賞は絶好のチャンスだった。だが、痛恨のスタート遅れ。大一番のインに弱いデータがそのまま出てしまった。今年平和島で開催される特別競走は、今回のダイヤモンドカップが最後。笹川賞のリベンジを果たす。「ケンゴ」の思いはこれに尽きるはずだ。
夏場に強い!MVP男・魚谷
昨年のMVP男・魚谷智之の08年は1月の地元尼崎周年Vで始まった。今年も魚谷強しを見せつけたが、その後の航跡はもうひとつ。だが、07年のオーシャンカップ、MB記念のナイターSGを連覇したように夏場は強い。実力は文句なしにトップクラス。好きな季節を迎え、切れ味鋭いターンが見られそうだ。
原田、瓜生、横西らにも注目
魚谷と同期(76期)の原田幸哉、瓜生正義、横西奏恵にも注目したい。原田は最近のリズムが最高。5月笹川賞、6月グラチャン(優出)の走りは見事だった。瓜生は平和島との相性がいい。横西は女王。テクもスピードも一級品だ。復活ムードの田中信一郎、トーキョー・パイレーツの熊谷直樹、中野次郎、阿波勝哉、作間章も優勝できる力を持っている。

