出場資格48歳以上、V賞金750万円
◆名人戦 かつて競艇界をにぎわせた古豪を対象としたシニアチャンピオンレースとして、00年に住之江で第1回を開催。今年で10回目を迎える。出場資格は、第3回まで50歳以上だったが、第4回大会から48歳以上と枠が広げられた。前年覇者に、前年の2月1日から1月31日までの勝率上位者(出走回数140以上)、主催者推薦枠2人の52人が出場できる。グレードはG1で、優勝者は翌年のSG総理杯出場権を得る。優勝賞金は750万円。
鳴門を走り慣れた選手が断然有利!
◆コース特徴 05年に対岸の拡幅工事が行われ、1マーク側のバックが80メートル(ホームは45メートル)に広げられたが、全国的にも有数の狭い水面。風の影響はそれほどないが、2マーク付近に出る小さい波が厄介。鳴門を走り慣れた選手が断然有利になる。海水面だが、意外と乗りづらさがあり、落として回るターンが有効になる。最近3年間の鳴門複勝率ベスト5は、(1)富山弘幸64・9%、(2)瀬尾達也53・9%、(3)松野京吾51・3%、(4)村上信二50・0%、(5)山崎昭生48・3%。鳴門を3年以上走っていない選手は林貢、古場輝義ら。
風なく、絶好水面で行われる優勝戦
◆風と潮 例年、風はこの時期あまり吹かない。名人戦の開催期間中は潮位も低く、好コンディションでレースが行われる。ちなみに、最終日は長瀬で7~8Rごろが満潮。優勝戦を迎えるころには潮が引いてくる。10Rごろまで2マーク付近に残っていた小さな波も消えてベタ水面になる。絶好の水面で行われる優勝戦。各選手、匠(たくみ)のワザで持ち味を存分に発揮してもらいたい。
穴狙うなら6コースからの差し抜け
◆勝ちパターン インが強いイメージがあるが、決してそんなことはない。直近1年間の1コースの1、2着率は、全国的に最もインが弱い戸田(45・88%)から数えて6番目。鳴門で目立つのは2コースの強さだ。全国平均(39・5%)を上回っており、1年間では三国(44・5%)に次いで2番目だった。これはスタートが結構中へこみになり、まくり艇とイン艇が競り合い、2コースが差し抜けた結果と思われる。6コースの1、2着率も決して低くない。6コースからの差し抜けこそが、鳴門の穴狙いの花道だ。
フライング、出遅れは全額払い戻し
◆大時計 競艇は独特のフライングスタート方式を採用しており、そのスタートタイミングを計るスタートライン付近にある時計。白色とオレンジ色の2種類の針から成り立っており、白が5秒針、オレンジが1秒針で、スタート1分前になると白色の針が動き始め、15秒前になると白色が隠れ、オレンジ色の針が動く。オレンジ色の針が一般の時計の12時を指すとスタートになる。0・1秒でも早ければフライング。逆に1秒以上遅れれば出遅れになる。フライング、出遅れともに、舟券は全額払い戻しになる。