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海老根恵太が自力勝負で優勝候補

 川崎競輪の開設61周年記念・桜夏賞(G3)が23日に開幕する。昨年のグランプリ覇者・海老根恵太(32=千葉)が優勝候補の筆頭だ。坂本亮馬(福岡)が強烈なまくりで海老根に迫る。佐藤友和(岩手)と佐藤慎太郎(福島)の北日本コンビや石丸寛之(岡山)も圏内だ。伝統の記念開催。トップレーサーの競演が待ち遠しい。

神奈川相性抜群の坂本亮馬が強敵

 S級S班の海老根恵太が優勝候補の筆頭だ。昨年は、G1寛仁親王牌と京王閣KEIRINグランプリ09を制して、NO・1レーサー称号を得た。だが、今年は本来の力を発揮していない。6月の弥彦記念では決勝に進んだものの4着に敗れ、7月前橋のG1寛仁親王牌では、まさかの未勝利に終わってしまった。グランプリ連覇を果たすためには、そろそろ巻き返さなければならない。川崎記念は06年に準優勝しておりバンク適性はまずまず。自力勝負でも十分勝ち負けになるが、同県のホープ岩本俊介が勝ち上がって、番手を回れれば、2段駆けも考えられるだけに、さらにチャンスが広がる。

 海老根にとって最大の強敵になるのが、坂本亮馬だ。今年は3月松戸のG1日本選手権で決勝に進出して、5月の平塚では記念3回目の優勝を果たしているように勢いに乗っている。昨年の花月園記念も制しており、南関地区、特に神奈川県とは相性抜群。海老根とは4月小松島のG2共同通信社杯の準決で直接対決で破った実績も光る。持ち味のスピードを生かした得意のまくりで海老根にひと泡吹かせるつもりだ。

 実績上位の石丸寛之だが、度重なる落車で体調は決して万全とは言えないだけに、多少、評価を落とした。

 佐藤友和と佐藤慎太郎の北日本コンビが侮れない。佐藤友が持ち味の抜群のパワーを発揮して好機に仕掛けられれば、この両者のワンツーも十分に考えられる。

 地元勢は4人のS級1班が参戦する。山田幸司、松坂英司、勝瀬卓也、五十嵐力が優勝を目指す。



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