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賞金王決定戦出場選手

「賞金が上なだけでレベルは一番下」獲得賞金:\157,533,000
池田浩二

池田浩二(31=愛知) 6年ぶり3回目

 6年ぶり3回目の挑戦となる。それもSG2冠、賞金トップの肩書を持っての参戦だ。総理杯は逃げ切った。MB記念では王者・松井繁を差し切った。チャレンジカップは同県の原田幸哉に続く準V。今年のSGロードで池田の存在感は際立った。「やってることは一緒。たまたま良かっただけ」と、ポーカーフェースを崩さない。しかし、その平常心のスタイルが強みでもある。「賞金王はレベルが違う。僕は賞金が上なだけで、レベルは一番下」とクールに言い放つが、SG年間3度の優勝も懸かる池田は1億円バトルの中心にいる。

「いつも通りやるだけですよ」獲得賞金:\147,301,000
松井繁

松井繁(40=大阪) 4年連続14回目

 09年も王者を中心に競艇界は動いた。今年序盤のSGは平凡機に苦しんだ。それでも笹川賞、グラチャンで優出。丸亀のMB記念は1号艇で優出しながら銀メダルに甘んじたが、きっちりと尼崎ダービーでリベンジのV。SG4優出の安定感はさすがだった。4年連続14回目の出場と経験値は群を抜く。昨年は決定戦4着。「去年と比べて、体調面は全然違うね」。昨年はひざの故障に苦しんだ。賞金王奪回に向けて、松井の表情は明るい。「いつも通りやるだけですよ」。3度目の戴冠へ、着々とシナリオを進行させるだけだ。

「フィーリングが合ってくる」獲得賞金:\118,250,000
菊地孝平

菊地孝平(31=静岡) 4年ぶり2回目

 艇界屈指の速攻派だ。今年7月の若松オーシャンカップで4年ぶりのSG優勝を飾った。内容が圧巻で、8走して7走がトップタイミングだった。菊地=スタートを強烈に印象付けた。「今年はフライングを切らなかったのが大きい。コンスタントに走ることでフィーリングが合ってくるんです」。年間を通して抜群のスタート勘を維持できたのが好調の要因という訳。11月の三国周年はエース機を駆り、王者・松井繁らを相手に優勝。減音機対策の収穫も得た。2度目の大舞台となるが、自慢のスタート力で主役奪取も十分だ。

「ペラは近年の中でも最高レベル」獲得賞金:\106,108,000
今垣光太郎

今垣光太郎(40=石川) 2年連続8回目

 悲運を乗り越え、コータローはまた強くなった。総理杯、笹川賞とSGの準優で連続して賞典除外の憂き目。ショックをバネにして6月の戸田グラチャンで優勝を飾った。2年連続で8度目の出場だが、今年こそ頂点への思いは強い。「去年はペラが合ってなかったが、ペラに関しては今年は近年の中でも最高のレベルで臨める」と自信満々。加えて、11月に当地の一般戦で走っているのは有利だ。「直前に走れたので、つかめたものがある。本当に勝負しようという気持ちで走りますよ」。ペラ、気合とも最高潮のコータローだ。

「住之江は回転が上がるので僕向き」獲得賞金:\85,259,000
吉川元浩

吉川元浩(37=兵庫) 3年連続3回目

 ご存じ一昨年のチャンピオンだ。昨年もベスト6に進出して、3着に入線している。3年連続3回目の出場となる。地元のエースとして臨んだ尼崎ダービーは優出5着。悔しさをにじませたが、G1・3度優勝など勝負強さはさすがだ。あえて、課題を探すとすれば減音ペラへの対応か。今年のG1優勝は、すべて標準タイプのエンジンだった。「減音に関しては試行錯誤している最中」と言いながらも、徐々にイメージは出来つつあるよう。加えて「住之江は回転が上がるので僕向きではあるんですけどね」と水面相性も後押しする。

「常連のままでは終わりたくない」獲得賞金:\83,199,000
瓜生正義

瓜生正義(33=福岡) 5年連続6回目

 自分の庭できっちりと答えを出した。5月、福岡での笹川賞だ。2号艇で優出。スタートで立ち遅れながらも、絶品のハンドルワークで差し切った。さすが瓜生とうならせる一戦だった。その他のSGでは不完全燃焼の傾向だったが、5年連続の出場に早々と当確ランプをともらせた。通算6度目の出場で常連組だが「常連のままでは終わりたくない。しっかりアピールしないと」と燃えている。福岡周年のフライングなど近況のリズムが心配だが「気持ちはリセットできている」と前向き。瓜生らしさを発揮出来れば頂点は近い。

「無心で走れたからこその結果」獲得賞金:\80,435,500
原田幸哉

原田幸哉(34=愛知) 5年ぶり3回目

 常滑チャレンジカップで復活Vを果たした。同時に大逆転で5年ぶり3回目の賞金王切符を手にした。「去年までは自分のレース内容に不満はなかったが、結果が出なかった。今年は自分のレースすら出来てなかったから、落ち込むこともありました」。スランプを乗り越えた天才は、精神的なたくましさを身につけた。チャレンジカップは大嶋一也にインを奪われながら、会心のターンを連発して逆転した。「無心で走れたからこその結果だった」と原田。天才レーサーがさらに進化した姿で、暮れの1億円決戦に帰ってきた。

「今年は絶対リベンジを」獲得賞金:\75,566,000
坪井康晴

坪井康晴(32=静岡) 2年連続3回目

 遠州軍団の主砲だが、今年は意外や意外、SGでの優出がなかった。それでも予選は確実に突破。「決して自分の中では良くなかった1年だけど、悪いなりには頑張れた」。不満残りながらも、自身3度目の決定戦出場は地力強化の証明だろう。昨年はトライアル初戦を1号艇で逃げ切りながら、2走目以降は6着3本に終わった。「めちゃくちゃ悔しかった。結果はともあれ、エンジンの力を引き出すことができなかったのが悔しい。今年は絶対リベンジをと思ってきた」。1年間、募らせてきた思いをすべてぶつける。

「減音が自分に合ってる」獲得賞金:\75,495,000
服部幸男

服部幸男(38=静岡) 2年ぶり5回目

 今年のSG、静岡勢の名前が躍らないことはなかった。遠州軍団の支柱とも言える存在が服部だ。戸田グラチャンでは約11年半ぶりのSG優勝こそ逃したものの、1号艇での優出で健在をアピール。「1年を通して賞金王を意識できる位置にはいたけど、SGでは悔しい思いばかりだった」。だからこそ、07年以来5度目の決定戦に懸ける思いは強い。また、97年当地決定戦以来のSG優勝を果たしてこそ、『皇艇』の完全復活と言える。「今は、減音の方が自分に合ってる気がします」。ベストを尽くしたその先に栄光が待っている。

最後は銀河系が締めくくる獲得賞金:\73,639,333
田村隆信

10田村隆信(31=徳島) 5年ぶり2回目

 04年以来、2度目の1億円チャレンジだ。今年は年頭から尼崎周年、四国地区選とG1連覇でスタートダッシュを決めた。多摩川・総理杯でも優出3着とまとめ、このペースなら早々にベスト12進出を確定させるかと思われた。その後、勢いが失速。常滑チャレンジカップは賞金ランキング13位で迎える形となったが連日、気迫満点のレースを展開。優出を決めた時点で勝負駆け成功となった。昨年は同期・井口佳典が黄金のヘルメットをかぶった。今年は85期勢からは、ただ1人の参戦となる。今年のメッカも最後は銀河系が締めくくる。

「自分が一番黄金ヘルメット似合う」獲得賞金:\69,554,000
田中信一郎

11田中信一郎(36=大阪) 2年ぶり7回目

 ミスター賞金王が、年末の頂上決戦に帰ってきた。今年は多摩川総理杯、若松OCなどで優出。決定戦は過去3度の優勝があるが、4度目となれば、モンスター・野中和夫氏、艇王・植木通彦氏らをしのいで、前人未到の大記録となる。とにかく住之江での強さはケタ違い。決定戦の勝ち方も誰よりも知っている。賞金11位での参戦だが、王者・松井と並ぶV候補だ。「自分の中では賞金王が一番、重いと思ってる。そして、自分が一番、黄金ヘルメットが似合うと思っている」とこだわりをにじませる。偉業達成の期待が高まる。

「2年連続で行って認めてほしい」獲得賞金:\68,185,000
赤岩善生

12赤岩善生(33=愛知) 2年連続2回目

 2年連続での出場を決めた。劇的かつ、壮絶なベスト12進出だった。ボーダー12位で臨んだ常滑チャレンジカップ。凡機を手に、前検から本体整備に着手。予選突破へは勝負駆けに追い込まれたが、連勝で突破した。優出は逃したものの、最終日も選抜B戦を含む2連勝を決めて、12番目のシートを手にした。初出場だった昨年は、4走で連対も果たせなかった。修羅場をくぐり抜けて2回目の大舞台。思いは強い。「賞金王のメンバーに、2年連続で行って認めてほしいと思っていた」。スケールアップした走りで頂点を狙う。

※名前横は年齢、登録 (12月10日現在)



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