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競艇 第43回総理大臣杯(SG)特集


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過去のレース ~2006年~

<第41回>

中沢がカド一撃でSG初V!

 06年のSG第1弾、第41回総理大臣杯の優勝戦は21日、東京・平和島競艇場で行われ、中沢和志(29=宮城)がカドまくりで快勝。SG初優勝を飾るとともに、優勝賞金4000万円を獲得した。埼玉支部のSG優勝は03年の平和島・笹川賞を勝った平石和男以来、約2年9カ月ぶり。なお、地元期待の浜野谷憲吾は4着、女子の横西泰恵は6着に敗れた。

 春の風が吹き荒れた予選道中とはガラリ一変。優勝戦は穏やかな陽気になった。中沢は、その静水面をカド一撃で切り裂いた。

 0・12のトップスタート。内3艇のSは甘い。中沢は渾身(こんしん)のまくりハンドルを入れた。瓜生(2着)の存在が気になり、最後まで息が抜けなそうだが、各コーナーを確実に回り、SG初優勝のゴールイン。「内を見たら、いなかった。まくりは考えていた展開のひとつ。思い通りのターンができました。平常心で乗っているのにバタついた。やっと、ゴール後に勝ったと思った」。

 前走戸田グランプリ(周年記念)の悔しさをひきずっての参戦だった。優勝戦で1号艇だったが、2着に泣いた。今度こそ、1号艇を獲得して優勝する。固く決意していたが、準優2着で青いカポック(4枠)になってしまった。「あの2着で、逆に戸田の悔しさがなくなった。なんか吹っ切れた感じがした」。思い詰めていたものがスーと消えたのだ。緊張からリラックスへ。精神面の転換も勝因のひとつだろう。

 関東地区選手権を連覇(04、05年)している実力者。関東ではSGに最も近い男だった。フライング多発でリズムを狂わすことが度々あったが、ようやく桜満開である。5月の地元笹川賞は凱旋(がいせん)レース。「地元のSGが初めてなら、選ばれたのも初めて。師匠(鈴木賢一)と一緒に頑張りたい」。2年前、宮城に転居したとはいえ、ペラ作り、ホームプールは戸田。地元SG初優勝、06年SG連覇の夢が大きく膨らむ。 【後藤純明】

※年齢は優勝時のもの

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