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神懸かり的な強さの松井繁

 津競艇の「G1モーターボート大賞」は11日から16日まで行われる。これまで当地ではG1を6度優勝し、一般戦を含めると現在4連覇中と相性抜群の松井繁が登場。また、通算1500勝まで『あと1勝』と、メモリアル達成の期待もかかる。対抗は総理杯男・池田浩二に、直前の江戸川周年でワンツーを果たした湯川浩司、山本隆幸の85期銀河系コンビ。また、坪井康晴も的確なエンジン出しで上位戦線をにぎわせる。

「松井包囲網」敷く東海勢

 今年ほど王者・松井繁の底力を見た年はない。G1優勝3回の重み以上に、5月笹川賞(福岡)6月グラチャン(戸田)の両SGで連続優出した実績が輝く。

 ともに手にしたのは凡機。その中でもワースト級の非力なエンジンだった。苦戦を覚悟し、わずかな可能性にかけた調整、進入、レース展開で流れを引き寄せ、激戦の準優をくぐり抜けるという、神懸かり的な強さを近況の松井は見せている。また、通算1500勝まで『あと1勝』と迫り、メモリアルの達成、そして偉業ともいえる津7回目のG1優勝をもつかみ取る。

 『松井包囲網』を敷くは東海勢だ。池田浩二に坪井康晴、笠原亮の静岡・遠州コンビが襲いかかる。池田は3月の総理大臣杯(多摩川)を制したことで、走りにゆとりが出てきた。自然と流れも向いて、近況はG1戦線でも優出回数が増えてきた。当地は2月の東海地区選も制し、水面相性は問題ない。

 85期銀河系軍団では、先の江戸川周年でワンツーを決めた湯川浩司と山本隆幸に期待が集まる。湯川は06年6月以来の当地参戦だが、江戸川と同様にチルトをはねた伸び仕様が見られるかもしれない。山本は春先から各地でエンジン出しが力強く、さらに地元・尼崎で行われるダービー(10月)の選考順位が48位で、選考期間が今月いっぱいということを加味しても、攻めの姿勢が怖い。



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