的場文ボンネビルが優勝/かしわ記念
<かしわ記念>◇5日=船橋◇統一G1◇4歳上◇ダート1600メートル◇出走14頭
ベテラン的場文男騎手(51=大井)が騎乗したボンネビルレコード(牡6、美浦・堀井)が快勝した。直線抜け出したブルーコンコルドとワイルドワンダーの2頭を、一瞬にして抜き去りG1・2勝目。7つ目のダートG1どりに挑んだブルーコンコルドの夢を粉砕した。
鮮やかな差し切り勝ちだった。的場ボンネビルは、中団でぴたっと折り合い、2強をマークしながらレースを進めた。「メンバー的に流れが速くなりそうになく、後ろからでは間に合わないと思い、それなりの位置どりを確保したかった。気合をつける程度でうまく2頭の後ろにつけられたので、脚をためてじっとしていた」。
普段はゲートのよくない馬が、大一番でスタートを決めたことで折り合いに専念できた。3、4角でライバル2頭が仕掛けると、合わせる形で徐々に進出を開始。直線半ばでは、2頭のすぐ外へ持ち出して追撃態勢を整えた。馬上で躍る感じの的場文独特のダイナミックなフォームに馬が応え、確実に1完歩ごとに脚を伸ばす。「前の2頭の手応えがよく、届かなければ仕方がないと思って追った。(直線)中ほどでグーンと伸びたので、これならかわせると…。たまたま動くときにボクが乗っているだけ」。的場文は会心の勝利に舌もなめらかだった。
この勝利で収得賞金を加算、除外の心配もなくなった。「的場さんだと本当に走る。次は帝王賞(6月25日=大井)」。堀井師はホッとした表情でビッグタイトル連覇に目を向けていた。【海老原実】
[2008年5月6日8時2分 紙面から]
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