レジネッタ2冠へ自然体で臨む/オークス
<オークス:追い切り>
栗東では桜花賞馬レジネッタ(栗東・浅見)が2冠達成に向け、軽快な動きを見せた。
桜花賞馬レジネッタが2冠制覇へ自然体で臨む。
しなやかな脚さばきで女王は坂路を駆け上がった。緩やかな右カーブを終えて直線に向くと、重心がグンと沈んだ。あん上のアクションは、ハミをかけ直す程度。スーッと線を引くようにゴール板を通過した。4ハロン55秒4、ラスト1ハロン12秒5。またがった浅見助手は「変わらずいいよ。今までと違って、間隔をあけて使えるのがいいみたい」と好感触だ。
小牧太騎手(40)のエスコートにより、12番人気で桜花賞を制覇。外から豪快な差し切りを決め、波乱の立役者となった。レース後は、宇治田原優駿ステーブルに短期放牧に出された。桜花賞はマイナス4キロの432キロだったが、ふっくらして帰厩した。9日にはゲート再審査もクリア。「先週びっしりやったが、カイバは落ちていない。体も輸送を含めればちょうど良くなるだろう」と同助手。
最終追い切りの内容は桜花賞とほぼ同じ。今回、初コース、800メートルの距離延長となるが、特に変わったことはしていない。気分良く走れる状況さえつくってあげれば力は出せる。“普段通り”が2冠への近道なのだ。
中央入りして5年目でG1騎手の仲間入りをした小牧も、リラックスした表情だ。「僕との呼吸さえうまく合えばいい脚は使える。レジネッタのレースができれば、それでいい」。2ケタ人気で桜花賞を制し、オークスに挑んだ馬は過去3頭。96年のファイトガリバーの2着が最高だが、桜花賞がフロックでないことを証明した時、2冠の扉は確実に開かれる。【和田美保】
[2008年5月22日8時37分 紙面から]
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