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スリープレス「二刀流」芝挑戦/CBC賞

5月18日の栗東Sを制したスリープレスナイト
5月18日の栗東Sを制したスリープレスナイト

<CBC賞>

 スリープレスナイト(牝4、栗東・橋口)が1年半ぶりの芝を克服する。ダートの特別を2連勝し、ダート短距離戦では昨年12月から4戦連続連対。今回は07年1月以来となる芝のレースだが、デビューから2戦は芝を経験(2、3着)しており、大きなハンデにはならない。

 ダートから芝への挑戦といえば、ダービーでのサクセスブロッケンが記憶に新しい。ダート4連勝の実績を引っさげて挑んだブロッケンは、芝の実績が皆無にもかかわらず3番人気の支持を集めた。結果はどん尻。これを見れば、スリープレスナイトの挑戦にも?マークが付きかねない。

 が、こちらには芝の経験がある。新馬戦(1400メートル、京都)2着、未勝利戦(1600メートル、京都)3着。1度も芝を経験していないブロッケンとは違う。確かに芝実績なら、一緒に参戦する僚馬カノヤザクラの方が、3勝、2着2回、3着1回と上位ではある。しかも2回の2着は重賞のファルコンS、セントウルS。橋口弘次郎師も今回の参戦には「期待半分、不安半分」と正直な胸の内を明かした。

 しかし今回、そのハンデを比べると、同じ4歳牝馬でありながら、実績上位とみられるカノヤザクラ54キロに対し、スリープレス55キロ。こちらが1キロ重いのは、実力を評価されてのものだろう。

 このハンデには苦笑を浮かべる橋口師だが、前走で初の55キロは経験済み。2走前(京葉S=ダート1200メートル)に騎乗した横山典騎手は「芝でもやれそう」と証言している。

 橋口師はかつて管理し、芝と砂の二刀流路線をたどったユートピア(引退)をダブらせる。「あの馬はダートで結果(ダートG1・4勝)を出したが、芝でも走ってくれた(毎日杯2着、安田記念4着)。スリープレスにも、その能力があるかもしれない」。

 中3週では【2100】と1度も連対を外していないのも頼もしい。

 [2008年6月11日8時24分 紙面から]


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