うるさいゴスホークは好材料/函館SS
<函館SS:追い切り>
2歳王者ゴスホークケン(牡3、斎藤誠)が、函館スプリントS(G3、芝1200メートル、6日)の追い切りで豪快な動きを見せた。松岡騎手を背にウッドコースで5ハロン63秒6、しまい11秒8をマーク。先週(62秒9)に続いての好時計で万全の態勢を整えた。電撃の6ハロン戦で、完全復活を目指す。
G1馬のプライドを取り戻すため、ゴスホークケンが攻め抜いた。前を行くドリームブランチ(2歳未勝利)に直線で外から並びかけると、松岡騎手がグイグイと手綱を押してラストスパートを促す。ゴール前は反応鋭く11秒8で駆け抜けた。北海道シリーズ参戦は2年ぶりになる松岡は「動きはまずまず。馬がピリピリしているのがいい方向に出れば」と上々の感触。おとなしすぎたNHKマイルCと違い、うるさい面が出てきたのは好材料だ。2週連続のハード調教で、陣営の思惑通り仕上がった。
斎藤誠師は「(今年の2戦は)おとなしすぎて、妙な落ち着きが裏目に出ていた」と分析。今回は短距離戦ということもあり、ソフト仕上げからの脱却を図った。「今回はオープン馬なりの強い調教をした。滞在競馬で環境も変わり、若い時に見せたうるささが出てきた」と、成果を感じ取っている。
1200メートル戦は前向きな気性と、自慢のスピードを存分に生かせる舞台。「この距離ならスピード全開でもいい。この馬のいいところを出せる。復活させてやらないと、何やっているんだ、と言われてしまう」とトレーナー。2歳王者ゴスホークケンが、北の大地で生まれ変わる。【山本幸史】
[2008年7月3日8時43分 紙面から]
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