レガーロ初ブリンカーで初重賞/函館記念
<函館記念>
函館記念(G3、芝2000メートル、27日=函館)に出走するメイショウレガーロ(牡4、小島太)が、ブリンカー着用で初タイトルを狙う。気性の難しさからあとひと押しの利かないレースが続いていたが、洞爺湖特別で騎乗したホワイト騎手の進言もあり、陣営が決断した。条件戦を勝ち上がったばかりだが、実績はここでもヒケを取らない。好勝負を期待できそうだ。
過去8度の重賞挑戦で5度の掲示板。善戦止まりのメイショウレガーロに、名手から救いの声が飛んだ。「ブリンカーを着けてみたらどうか?」。洞爺湖特別で騎乗したホワイト騎手からの進言だ。完勝した前走でも向正面でジャンプしてみたり、ゴール前でもやめるそぶりを見せていた。1000万なら能力の違いで何とかできたが、重賞ではそうはいかない。現状を打破するため、陣営はブリンカーの着用を決断した。
函館で調教をつける小島良助手は、自分との戦いを強調する。粘りに粘った1月の日刊スポーツ賞中山金杯でも、最後の最後に悪癖を出した。「勝ちゃん(田中勝)も『急にやめちゃって…』ってボヤいてた。あれがなければ、もう少しいい競馬になっていた。とにかく最後までやめずに走ってくれるかだ」。皐月賞でも見せ場十分の走りで5着に入ったほどの馬。1000万からの臨戦だけに格下感があるが、戦歴は立派にオープン馬のそれ。「重賞実績を考えれば、このメンバーでもまったくヒケを取らない」。同助手の言葉も強がりには聞こえない。
函館滞在2戦目で出来もピークに近い。「中間も馬体をフックラ見せていい感じだね。むしろ体重は増えているぐらいだと思う」。火曜朝は翌日の追い切りに備えてウッドコースで軽めの調整を行ったが、フットワークも軽く、前走からの上積みを見込んでいい。
重賞路線での活躍を期待される4歳馬。管理する小島太師が年頭に「今年の期待馬」と挙げた逸材だ。北の大地で飛躍のきっかけをつかみ、秋へつなげたい。【鈴木良一】
[2008年7月23日8時35分 紙面から]
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