ブレイク圧勝デビュー/新馬戦
<新潟新馬戦>◇27日=新潟◇芝1600メートル◇2歳◇出走18頭
新潟の新馬戦が、2クラ行われた。6R(芝1600メートル)はダートの現役最強馬カーリン(牡4、米国)と同じくスマートストライクを父に持つブレイクランアウト(牡、戸田)が快勝。直線で大外から伸び、2着に4馬身差をつけた。
飛躍を期待させるレースぶりだった。ブレイクランアウトは、五分のスタートから中団外めを追走。8枠18番という大外枠でも掛かることなく、岩田騎手との息はピタリと合った。あん上が直線半ばで軽くゴーサインを出しただけで、一気に伸びる。メンバー最速の上がり3ハロン33秒4の決め手を発揮した。2着につけた差は4馬身。余裕たっぷりのデビュー勝ちだ。多少フラつく面があったが、完成度の高さを見せつけた。岩田は「走る! 残り300メートルくらいまでじっとしていられたし、瞬発力がある。素質を感じる」と絶賛した。
新潟の開幕週に予定していたデビューを、万全を期して1週延ばした。先週と今週は併せ馬でじっくりと調整。428キロと小柄な体にはセンスの良さ、決め手の鋭さが濃縮されている。米国生まれで日本での育成は遅れ気味だったが、そんな不安をこの日の勝利で一掃。戸田師は「初めて見た時から小さかったけど、バランスが良かった。メリハリがつく気性。レースに行っていいタイプ」と笑顔を見せた。次走は流動的だが、今後「ブレイク」する可能性は十分ある。【高橋悟史】
[2008年7月28日8時45分 紙面から]
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