タイガーがキャリア生かす/京王杯2歳S
<岡山俊明のこの一手:京王杯2歳S>
東京メーンの京王杯2歳S(G2、芝1400メートル)には朝日杯FSや阪神JFを目指す15頭が集った。先週はアルゼンチン共和国杯の3連単を的中させた「この一手」の岡山俊明は、関西馬エイシンタイガーを狙う。まだ1勝馬だが豊富なキャリアを生かす。
2戦2勝の実績を尊重すればフィフスペトル狙いが妥当なのかもしれないが、近年の函館組のレベル低下や初コース初距離を考えると素直に飛びつけない。人気落ちのエイシンタイガーが面白い。前走かえで賞は1・7倍の一本かぶり。内で脚をためていたが、直線に向いてスズノハミルトンとヒットヒットヒットに出し抜けを食らう形で前に出られ、一瞬仕掛けが遅れた。前2頭の外に出してからはよく伸びている。鼻+首差の3着なら悲観する内容ではない。ずっと470キロ台で走ってきた馬が、中2週で12キロ増の482キロ。今回は中間2本、Cウッドコースでしっかり追われて栗東から東京への輸送もある。体は絞れてくるはずだ。
デビューから2連勝したタイフウジョオーの子で、入厩当時から素質を評価されていた。初勝利まで3戦かかったが、初戦に騎乗した福永騎手は「ゆくゆくは良くなっていく感触があった」と話していた。つまり7月の阪神では、使い出しが早すぎたということ。新潟で未勝利を脱出。極悪馬場の新潟2歳Sを、11番手から4着まで追い込んだ精神力のたくましさは印象に残った。左回りの方がスムーズだから、東京替わりは吉と出るのではないか。「この相手なら引けは取らない」と強気に語る西園師は06年にマイネルレーニアで勝ち、07年はドリームシグナルで2着と相性がいい。馬単(7)=(14)、(7)=(6)、(7)(10)、(7)(3)、(7)(5)、(7)(15)。
[2008年11月15日8時1分 紙面から]
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