ゴッホ万全デモ蛯名連覇へ自信/有馬記念
<有馬記念:追い切り>
今年のグランプリもマツリがもらう ! マツリダゴッホ(牡5、国枝)が連覇へ向け万全の最終デモを終えた。追い切りはオーバーワークを避けるため6ハロン82秒0、ラスト1ハロン12秒6。時計は平凡だが、長めからしっかり追われて高いレベルで出来は安定。昨年よりマークはきつくなるが、陣営はV2へ向け「自信」を見せた。
連覇のためのソフト仕上げだ。蛯名正義騎手(39)は、細心の注意を払ってマツリダゴッホを導いた。ポリトラックコースの向正面。ゆったりとスタートを切ると、馬任せのまま直線に入った。ムチが抜かれることはなかった。雄大なフットワークで、ゴールへ向かってスッと伸びた。6ハロン82秒0、ラスト1ハロン12秒6。蛯名は「高いレベルで安定している」。確かな感触が伝わっている。
ダートコースで行った1週前追い切りが、予定より速くなった。その後、馬房でクルクル回るしぐさを見せるなど、すでに戦闘モードに入っている。「だいぶやる気になっている。JCも本当にいい状態だったし、今日はオーバーワークにならないようにしたかったから、最後は気持ち良く流した」。昨年同様、ポリトラックコースでの最終追い切り。「これで、いいイメージを持って本番に向かえる」と笑顔を見せた。
昨年9番人気でグランプリを制した後は、3月の日経賞を勝利。香港のクイーンエリザベス2世Cこそ輸送がうまくいかず6着に敗れたが、札幌記念も2着。オールカマーを勝つと、中山で5勝目となる重賞勝ちを手にした。結果が出ていなかった東京コースのジャパンCは4着だが0秒2差と小差。「左回りを走れたのは力を付けている証拠。昨年の勝利がフロックでないということは、ここ一連の競馬で証明できた」と主戦は振り返る。
過信はしていないが、自信はある。「昨年は非常に気楽な立場でいけたが、今年はそうはいかない。まだ対戦していない相手もいるしね。もう1回(グランプリを)取りに行く、そういう気持ちで臨む」。主戦はグッと気を引き締めた。【和田美保】
[2008年12月25日8時8分 紙面から]
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