6歳でも成長ブションで初笑い/中山金杯
<日刊スポーツ賞中山金杯>
年明け最初の重賞は日刊スポーツ賞中山金杯(G3、芝2000メートル、1月4日=中山)だ。登録のあった有馬記念を見送って中山金杯へ照準を定めたネヴァブション(牡、伊藤正)の気配がいい。スローとはいえ、ジャパンCでは差しから逃げに転じて、0秒5差の7着に踏ん張った。明けて6歳になるが、まだまだ成長の余地はある。
09年の初重賞勝ちはネヴァブションが決める。08年は春を全休。11月のアルゼンチン共和国杯とジャパンCの2戦だけだが、ともに中身は濃い。特にたたき2戦目のジャパンCは主導権を握り、スクリーンヒーローから0秒5差と力を証明した。その後は有馬記念へ登録したが自重。このG3戦に狙いを定めた。伊藤正師は「有馬記念には登録したが、ここを目標に切り替えた。前走は展開が向いた感じもあったが、(あのメンバー相手に)よく走っている。まだまだ良くなる」と伸びしろを感じている。
昨年12月のステイヤーズSで骨折。11カ月の休養を余儀なくされた。レース数も25戦と多くは使っておらず、5歳(明け6歳)だが上がり目は見込める。
2000メートルは昨年2月の白富士S以来になる。その後はオールカマーで2200メートルを経験したが、ほとんどが2400メートル以上の長距離戦を使ってきた。距離短縮に不安もあるが「久々の2000メートルでも大丈夫。2000メートルから3000メートルまでこなせるよ」とトレーナーは問題にしない。中距離の速めの流れにも対応でき、中山金杯をステップにG1級へと飛躍する。【高橋悟史】
[2008年12月31日8時22分 紙面から]
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