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マース重賞3勝目へ態勢整う/日経新春杯

Dウッドコースで追い切られたナムラマース(撮影・渦原淳)
Dウッドコースで追い切られたナムラマース(撮影・渦原淳)

<日経新春杯:追い切り>

 伝統のハンデ戦、日経新春杯(G2、芝2400メートル、18日)は例年5歳馬が強く、8年連続連対中。鳴尾記念2着で復調気配のナムラマース(牡5、栗東・福島)が注目だ。14日の追い切りはDウッドコースで力強く末脚を伸ばし、毎日杯以来2年ぶりの重賞制覇へ態勢を整えた。

 3つ目のタイトルが見えてきた。昨秋から復帰3戦目のナムラマースが順調な仕上がりを見せた。

 朝一番で坂路を1本駆け上がった後にDウッドコースに入った。15秒5、13秒6、13秒4のラップを軽快に刻む。いっぱいに追われて6ハロン81秒5、ラスト13秒1。直線入り口から併走した他厩舎のメイショウグラード(古馬1000万)に1馬身遅れたが、福島師は意に介さない。「相手は6ハロン地点で10馬身以上も前にいた。偶然併せ馬になっただけで、あくまで単走。しまいもしっかり伸びて、いい動きだった」と納得の表情を浮かべた。復帰初戦のカシオペアSは5着ながら差は0秒1。前走鳴尾記念は4角16番手から直線だけで2着と鋭い決め手を見せた。トレーナーは好走の理由を3つ挙げる。

 まずは1カ月1走のローテーション厳守で力を出せるようになった。「2、3歳時はどうしても使い詰めになったが、古馬になってゆったりした間隔が取れることで力を出せる」。2つ目は精神面の成長。「以前は装あん所で立ち上がったり、クラを置くのも大変だったが、去年からそれがなくなった」。レースまで力を温存できるようになった。最後は脚質の自在性。「以前は先行馬だったが、前走のような末脚も使えるようになったし、今なら前に行ってもたれない」と胸を張る。

 今回は有馬記念2着のアドマイヤモナークや4連勝中のヒカルカザブエなど、相手が強化される。「勝ち負けまでは分からないが、今回の出来ならいいレースはできる」と表情は明るい。古馬になってひと皮むけ、視界は大きく開けてきた。【松浦渉】

 [2009年1月15日8時31分 紙面から]


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