シンゲン勝って秋G1へ弾み/エプソムC
<高木一成の読み切った!!:エプソムC>
5週連続でG1が行われた春の東京開催も、いよいよ最終週を迎える。メーンは混戦必至のエプソムC。高木一成「読み切った」はシンゲンに期待した。前走新潟大賞典をレコード勝ちした勢いと、7戦5勝と相性抜群の東京コース。条件はベスト。重賞連勝を飾り秋のG1へ弾みをつける。
本格化したシンゲンの連勝だ。デビュー時から素質を評価されながら、3回の骨折で出世は遅れた。だが、前走新潟大賞典は強いのひと言。中団で脚をため、直線ははじけるように抜け出した。上がり3ハロンは自身初の33秒台をマーク。勝ちタイム1分56秒9は、07年ブライトトゥモローの1分57秒7を楽々上回るレースレコードだった。
あまりの圧勝ぶりに、安田記念を視野に入れるプランもあったが、戸田師は、その先を見据えた。「秋は天皇賞を使いたい。そのためには賞金を加算しておかないと」とグッと我慢。短期放牧を挟んで、ここに備えた。東京は7戦5勝と走り慣れた得意舞台。しかも1800メートルは2戦2勝とベストの条件がそろう。土曜日の競馬を見ると、先週重馬場で競馬した影響もなく、最終週でもある程度時計は速い。前走より1キロ増の57キロがさして問題になるとも思えず、スピード決着なら前走の再現が可能だ。
昨年2着のヒカルオオゾラが強敵だが、マイルを2戦使っての参戦は、道中行きたがり早め先頭になった昨年と似た臨戦過程。マイラーズCがスローペースだから杞憂(きゆう)に終わるかもしれないが、若干評価を下げた。相手中心は新潟大賞典大敗から巻き返しを狙う2頭。ダイシングロウはようやくスランプを脱してきた印象。そろそろ調教の良さが本番で発揮されそう。トウショウウェイヴは東京4勝、2着4回のコース巧者。間隔のあいていた前走とは気合乗りが違う。馬単(8)=(10)、(8)=(16)、(8)(12)、(8)(4)、(8)(5)、(8)(7)、(8)(11)。
[2009年6月14日8時39分 紙面から]
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