6歳プラチナが重賞初制覇/マーメイドS
<マーメイドS>◇21日=阪神◇G3◇芝2000メートル◇3歳上牝◇出走16頭
9番人気の伏兵コスモプラチナ(牝6、栗東・宮)が、逃げ切りで重賞初制覇を飾った。今回は6カ月ぶりの実戦だったが、得意の夏場に向けてきっちり仕上げた宮徹師(48)の手腕が光った。今後は「サマー2000シリーズ」に参戦する予定だ。
得意の夏場に、絶好の開幕馬場。コスモプラチナが重賞を勝つための条件がそろっていた。レッドアゲートとの1角までの先陣争いを制すと、その後はマイペースで進んだ。直線に向いてからも手応えは十分。最後はニシノブルームーンの追撃を1馬身3/4差抑え、初タイトルを手中にした。
「最初は押して行く展開になったけど、3角までハミをかむこともなく、いい感じで行けた。開幕週の馬場のアドバンテージがあったし、道中で何となく残るかな、と思った」。こう話す和田竜二騎手(31)にとっては、07年の小倉2歳S(マルブツイースター)以来、1年9カ月ぶりのJRA重賞勝ちだ。
同馬はこれまで39戦を消化しているが、このうち6勝、2着4回、3着1回は4~8月に集中している夏馬だ。宮師は「夏場は馬の張りが違う。持ち時計は1番だったし、マイペースで行ければこれぐらい走れる馬」。6カ月の休み明けだったが大好きな季節に合わせて、陣営がうまく調整した。父ステイゴールドは7歳の引退レースでG1を勝った。遅咲きの血統で、まだまだ活躍が見込める。
次走は未定だが「サマー2000シリーズに行くことになると思う」と師。ボーナス5000万円の獲得へ。重賞ゲットで弾みがついた夏女の加速は止まらない。【中西典章】
[2009年6月22日8時26分 紙面から]
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