札幌合うパッションが逃げ切る/札幌9R
<松末守司の万券王子:STV賞>
少頭数ながら一長一短のメンバー構成で難解な一戦だが、◎にはパッションローズを推す。ダートを使われてきた近走は結果が出なかったが、芝に戻った前走の驀進特別で変わった。ハンデ50キロだったとはいえ、11番人気の低評価を覆し、好位2番手から鋭く粘り込んで現級勝ちした。2着のトキノムテキをはじめ、このクラスで再三勝ち負けしているメンバーがそろい、決して恵まれてのものではない。久保田助手は「まだ半信半疑」と慎重な姿勢だが、再度同条件なら十分狙える。
北海道シリーズの好走条件にはいくつかのキーワードがある。27日の当コラムで紹介した「夏は牝馬」もその1つで、さらに「当地での活躍馬を狙え」だ。同じ洋芝の函館ではエリモハリアーが函館記念を3連覇したのは記憶に新しい。中央場所とは異なる芝の適性が求められる。
札幌で新馬勝ちしているパッションローズにはそれが当てはまる。久保田助手も「札幌で結果を出しているように条件は合うね」と話す。状態も不安ない。函館ウッドコースで行われた24日の最終追い切りでは軽めの調整だったものの3ハロン36秒0、ラスト1ハロン12秒6(馬なり)をマーク。抜群の行きっぷりを見せた。
重量は50キロから55キロへと増えるが、前走時で530キロと牝馬らしからぬ好馬体の持ち主だけに問題はない。開幕2週目で絶好の馬場コンディション。ハナを主張する馬もおらず、楽に自分の形に持ち込める展開利もある。大外の9番枠だがコーナーまで500メートル近くあり、マイナス材料にはならない。V2を決める。馬単(9)=(2)、(9)=(6)、(9)(8)、(9)(1)、(9)(4)。
[2009年6月28日9時1分 紙面から]
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