ガルーダ久保田師芝初重賞だ/ラジオN賞
<ラジオNIKKEI賞:追い切り>
3歳世代の活躍で関東リーディング3位と好調の久保田厩舎が、ラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル、5日=福島)に3勝馬ストロングガルーダ(牡3)を送り出す。1日に行われた美浦ウッドコースでの追い切りは、古馬の調教大将に余裕の手応えで併入。重賞初制覇へ前進した。
ストロングガルーダの手応えが勝っていた。直線半ば。5馬身先行したサウスクリヨン(3歳500万)が脱落し、フレンチノワール(古馬1000万)と並んだ。けいこ駆けする古馬との一騎打ちになっても、あん上の久保田師の手が動くことはなかった。5ハロン70秒4、ラスト1ハロン13秒0。目立つ時計ではないが、余力たっぷりで併入した。「この間結構仕上げたから調整程度だけど、よかったよ。フレンチも動く馬。気持ちに余裕が見られて、落ち着いているのが何より」とトレーナーの表情は明るい。
前走のエーデルワイスSは早めに先頭に立って、押し切った。NZT、ユニコーンSと除外が続いたうっぷんを晴らす完勝劇。くるみ賞後の休養で馬体もパワーアップし、首差しやトモの力強さが増した。「この条件がベストとは思わないが、それで勝つようなら、うちらが想像している以上に強い馬だということ。それだけの状態にはある」と出来には太鼓判を押す。
久保田厩舎はすでに21勝を挙げ、藤沢和、加藤征に次ぐ関東3位につけている。昨年上半期の終了時点(11勝)の倍近い勝ち星で、開業7年目で最速のペース。好調の要因のひとつは3歳馬の勝ち上がり。今年だけで7頭、計12勝を数える。ストロングガルーダは優秀世代のエース格だ。「去年は2、3着まできているのに勝たせてあげられなかった馬が多かった。だから、特に何をしているというわけではないが番組とにらめっこしながら、その反省は生かして、つないでいかないといけないとは、思っている」。ここ3年続く「27勝の壁」を超えることは間違いない。この勢いで、厩舎初の芝重賞タイトルに挑む。【和田美保】
[2009年7月2日8時22分 紙面から]
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