アルティマG1初Vを/スプリンターズS
<スプリンターズS>
秋G1第1弾スプリンターズS(芝1200メートル、10月4日=中山)はウオッカ世代に注目だ。連覇を狙うスリープレスナイトはリタイアしたが、同じ5歳牝馬のアルティマトゥーレ(奥平)がセントウルSを制し急浮上。一時は引退の危機に立たされた馬が、G1初挑戦で初優勝を目指す。
奥平師は感慨深げに話した。「一時は競馬をあきらめるかというところまでいった馬。牧場の技術と熱意のおかげでしょう」。アルティマトゥーレの馬体を見ながら、そう語る。股(こ)関節が弱く、競走馬として大事な3歳夏から4歳春を棒に振った。その馬がG1初出走ながらスプリンターズSの主役に躍り出ようとしている。
長期休養していたが復活を信じ、期待していた。それだけの素質を持っていた。祖母が仏G1、その母が米でG1を勝っている。母エアトゥーレは01年の阪神牝馬Sを勝ち、弟キャプテントゥーレは皐月賞馬。「この馬を見ていると本当に血統の力を思い知らされる」と奥平師は言う。
復活の期待にアルティマトゥーレは見事に応えた。6月の福島で復帰戦を勝ち、前走セントウルSはスリープレスナイト、ローレルゲレイロというG1馬2頭をまとめて打ち負かした。「うまくいきすぎた面はあるけれど、外枠でスッと好位を取れた。この馬のすごいところは与えられたチャンスをきっちりクリアしてくれたところ。あそこで賞金加算しなければ、スプリンターズSには出られなかった」と感心しながら、振り返った。
前走後も順調に調整されている。「いつも通りにやっている。あまり人間が神経質にならない方がいいから」。速い時計は出していないが、仕上げに狂いはない。「追い切りは当該週の1本でいいと考えている。テンションも上がってないし、馬体の張りもいい。カイ食いもすぐに戻った。内モモの張りが充実の証拠でしょう」と胸を張る。
層の厚いウオッカ世代。昨年の秋は先の見えない状態だった遅咲きの良血が、今G1に手の届く位置にいる。【三上広隆】
[2009年9月29日8時21分 紙面から]
関連ニュース
キーワード:
- スプリンターズS
PR
- 調教師引退…ダノンなど164頭が転厩 [28日18:18]
- 始動ディソールいい感じ/チューリップ賞 [28日17:56]
- バリアシオンG1権利取りだ/弥生賞 [28日17:40]
- ヴィクト世界制覇へひとまくり/中山記念
[28日08:43] - キャプテン粘って皐月ワンツー/中山記念 [28日07:44]
- 長島大介まくり連勝 Vへ先行勝負/競輪 [28日08:12]
- 飯田辰哉3番手から一気に差し切る/競輪
[28日08:11] - レーサーだって女の子!?
[28日07:37]
- 調教師引退…ダノンなど164頭が転厩 [28日18:18]
- 始動ディソールいい感じ/チューリップ賞 [28日17:56]
- ケイティー好勝負期待/チューリップ賞 [28日17:55]
- メデタシ瞬発力が武器/チューリップ賞 [28日17:55]
- バリアシオンG1権利取りだ/弥生賞 [28日17:40]
- 爆発力あるマイティ一発狙う/弥生賞 [28日17:26]
- ターゲット無傷の3連勝狙う/弥生賞 [28日17:25]
ソーシャルブックマークへ投稿
ソーシャルブックマークとは