ファントム末脚で3連勝/東スポ杯2歳S
<高木一成の読み切った!!:東スポ杯2歳S>
東京5日目のメーンはG3の東スポ杯2歳S。先週京王杯2歳Sの3連単12万馬券を仕留めて絶好調の高木一成は、2戦2勝の関西馬トーセンファントムを狙った。末脚の爆発力は随一で、3連勝が期待できる。
好素材がそろって、見応えのある一戦になった。過去のこのレースの勝ち馬は、位置取りにかかわらず最後にしっかり脚を使った馬ばかり。流れ込みの決着は少ない。その点からも、前走の末脚が目立ったトーセンファントムを狙いたい。
いちょうSは直線を向いてもしばらく馬群でじっとしていて、残り200メートルで一気に前を抜き去った。レースのラスト2ハロンが11秒5-11秒6だから、10秒台の脚を使っていたかもしれない。「スローペースでレコードからコンマ4秒差だから価値がある」と松田国師も内容を評価していた。末脚の爆発力は過去のこのレースの勝ち馬に引けを取らない。先行策から上がり34秒0の脚で抜け出したデビュー戦をみても、どんな位置からでもしっかりした末脚が繰り出せる。直線の長い東京コースで、最も真価を発揮するタイプだろう。
もうひとつ推せるのが、すでに弱点克服に向かって陣営が対策を練っている点。2戦目でテンションが高かったことを考慮し、この中間は馬の後ろで折り合いをつける調教を中心にしてきた。今週はラスト14秒2と上がりのかかるけいことなったが、これもテンションを上げないことを優先したため。今回は返し馬をせずにゲートまで引いて行く予定で、力を出し切れるよう最善の手を打ってきている。逆に言えば、まだ気性の難しさのある裏返しなのだが、今回は陣営の用意周到さがプラスに出るはず。3連勝の可能性は高い。
勝ちっぷりの良さでは負けてなかったレッドバリオスや、安定感のあるアーバンウィナーが強敵。穴はデビュー戦で大外直線一気の離れ業を演じたダイワアプセット。馬単(16)=(11)、(16)=(2)、(16)(1)、(16)(3)、(16)(14)、(16)(17)。
[2009年11月21日8時21分 紙面から]
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