シェンク豪脚復活で直線一気/マイルCS
<高橋悟史の3連単儲け話:マイルCS>
土曜の東京でプラス収支を計上した「儲け話」の高橋悟史は、マイルCSでマルカシェンクを狙った。大きく出遅れた前走富士Sで往年の豪脚がよみがえり、2着と好走。課題のスタートを決めれば、直線一気の差し切りがある。
マルカシェンクの一発に期待する。一時期のスランプから完全に脱した。前走富士S(2着)は展開がはまったこともあった。だが1頭だけ豪快に出遅れながら、直線では33秒7の決め手でアブソリュートと鼻差の接戦まで持ち込んだのは復調を示すものだ。手綱を取った柴山騎手は「マルカシェンクが勝った去年の関屋記念でほかの馬に乗っていて、すごい脚を使う馬だと思っていた。前走は返し馬で硬さがなくてすごくいい雰囲気だった。やれると思った」と話した。
今週の動きも絶好だった。もともと調教駆けするタイプではあるが、坂路でヤマニンキングリーを置き去りにした。タイムは計時不能でもゴーサインへの反応は抜群。好調を維持している。河内師も「前走から行きっぷりが良くなってきた。前走後も雰囲気はいい」と手応えを感じている。スランプだったのは気性の問題で、走ることに対して前向きさがなく、まったく伸びなかった。終わったわけではない。
昨年のマイルCSは富士S・13着大敗後にもかかわらず、6着と上々の走りを見せている。4着のカンパニーからは0秒1差。力量に差はない。今年は前哨戦で2着。臨戦過程は昨年よりもずっといい。木曜発表の馬体重は20キロ増だったが、びっしりと調教を積んでのもの。当日の馬体重は多少増えていても問題ない。
あとはスタートだけだ。ゲートの中で後ろに座り込みそうになる上、その後は前扉の下へもぐろうとする。そうこうしているうちに、ゲートが開いて出遅れるという構図だ。柴山は「関東圏では特に出遅れるみたい。長距離輸送が影響してるのかどうか分からない。でも関西圏ならマシ。前走ほど出遅れることはないと思う」と話す。今回も決してスタートが速くはないだろうが、前走ほどのロスはないとみる。直線でばらける外回り。カンパニーはもちろん強いが、マルカシェンクの末脚に期待する。
[2009年11月22日8時19分 紙面から]
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