カザブエ春の盾へ賞金加算だ/中山金杯
<高木一成の読み切った:日刊スポーツ賞中山金杯>
新春も3連単マスター高木一成が当てまくります。重賞第1弾の日刊スポーツ賞中山金杯(G3、芝2000メートル=中山競馬場)は、G1を狙える大器ヒカルカザブエに◎を打った。現役最多3勝の金杯男・横山典弘騎手(41)との新コンビは魅力大。3連単1着固定で勝負する。
ヒカルカザブエで2010年重賞初当たりを狙う。ひと昔前はオープン特別レベルの馬でも頑張れた中山金杯だが、最近は後にG2、G1で活躍する馬の参戦が増えてきた。2連覇したアドマイヤフジは中距離G1の常連。昨年2着のヤマニンキングリーは札幌記念でブエナビスタを破り、3着のミヤビランベリはG2を2勝して有馬記念に駒を進めた。
ハンデ戦のG3とはいえ、ここは後々大きな舞台で戦える器の馬を選びたい。鳴尾記念快勝のアクシオンは有馬記念除外でやや太め残りの印象。昨夏の王者ホッコーパドゥシャは休み明けで本調子手前。となれば浮上するのは、「春の天皇賞のためにも賞金を加算しておきたい」(岡田師)とモチベーションも高いヒカルカザブエだ。
昨年は4戦しかしてないが、すべてG1かG2。戦ってきた相手が違う。阪神大賞典(2着)では菊花賞馬アサクサキングスと鼻差の接戦に持ち込んだ。天皇賞(春)はその疲れもあって7着に敗れたが、休んで立て直した前走アルゼンチン共和国杯では3着。スローペースで前残りの展開不利をはね返し、自身初となる33秒台の豪脚で後方から追い上げた。レース後、秋山騎手が「追い出してフラフラしていた」と話していたように、まだ良化の余地を残していた段階。今回はさらに上積みが見込める。
長距離でじっくり脚をためて伸びてくるレースが多かっただけに、この距離は少し忙しい感じもある。だが、実際に2000メートルの勝ちクラがあるし、何より今回は心強い横山典騎手が騎乗する。昨年はダービー制覇、通算2000勝達成など絶好調。年末の有馬記念ではブエナビスタを任され、好位からの競馬で2着に導いた。あくまで馬のリズムが優先だろうが、ここも後方に置かれる競馬にはならないだろう。前走と同じ56キロ止まりのハンデも他馬と比べて有利。横山典=カザブエが、絶妙のスパートで先行勢をまとめて差し切る。馬単(8)=(5)、(8)=(15)、(8)(4)、(8)(3)、(8)(10)、(8)(12)、(8)(13)。
[2010年1月5日8時9分 紙面から]
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